NLPとは、聞き上手になるための
コミュニケーションの取り方も学ぶことができるものです。
それは、具体的には傾聴というコミュニケーションテクニックです。
傾聴は、以前にもお話したかもしれませんが、相手の話を聞くということです。
つまり、相手の話に耳を傾けて、ひたすら話を聞きます。
つまり、コミュニケーションにおいて、相手に対して、
質問をして、相手の話を聞く。
ということなのです。
そして、その繰り返しです。
では、NLPで学ぶ傾聴の注意点を学んでいきましょう。
傾聴するときは、相手の話を否定せずに肯定的に聞きます。
そして、自分の意見は脇に置き、ただ話を聞きます。
どうしてそのようなことをするのか?
それは、相手のことを知るために聞くからです。
ただし、傾聴していくと相手は話し続けますから、
コミュニケーションの目的からそれることがあります。
コミュニケーションの目的は、人により違います。
営業マンさんが傾聴する時は、お客さまが何を求めているのかを知るためですし、
お医者さんが聞くのは、患者さんの状態を知り、病気を特定し、対策を選択するためです。
ですので、NLPの傾聴をする際は、
自分のコミュニケーションの目的に対しての
質問をしながら、行っていきます。
つまり、質問の内容がコミュニケーションの方向性を決めていくのです。
ですから、適切な質問をして、後は話を聞く側に回ります。
この傾聴を使うことで、コミュニケーションの質を高めることもできるのです。
NLPとは、傾聴も学ぶことができるのです。