- 目標を達成したい
- 就職活動をうまくいきたい
- スポーツで良い結果を出したいスポーツ選手
目標達成をする
相馬雅巳(仮名)
職業:IT企業 営業
年齢:27歳
携帯、スマートフォン向けのサービスを展開するベンチャー企業に入社。
法人向け提案営業を行う。
営業成績を上げるために、これまでがむしゃらに頑張ってきたが、
成績が頭打ちになってきた。
そこで、目標達成の為の情報を探しており、NLPについて知ることとなる。
NLPには、目標達成の為のテクニックがあります。
そのテクニックの名称は、アウトカムと言います。
漠然と目標を目指しているだけですと、中々自分のゴールを捉えることが
出来ない事と思います。しかし、NLPのアウトカムの設定を使うと、具体的に目標達成のイメージすることができるので、目標達成のモチベーションを継続して保つ事ができます。
NLPのアウトカムの設定とは、目標を具体的に設定することと、
イメージするといいでしょう。
NLPのアウトカムを明確に守るために、
以下の質問を自分自身に行いましょう。
1、自分が手に入れたい結果は?
2、その為に、何をするか?
3、具体的にどのような結果を求めますか?(5W1H)
4、それが手に入った事は、どのようにしてわかりますか?
5、それを手に入れることで、どんな意味がありますか?
など。
このような質問を自分にすることによって、目標達成のイメージを明確なものとして、モチベーションを保つのです。
NLPのアウトカムを設定することによって、今まではざっくりとしたイメージでしかなかった目標が、より明確なものへと変化した。
結果として、今自分が行うべきことがわかり、次のステップも見えてくるようになった。
例えば、営業で今まではがむしゃらにアポイントを取っていたが、お客の反応率について、考えることができるようになり、1人のお客様を得るために、必要な労力が明確になった。
(例:反応率が1%だとしたら、100人のお客様に電話をすることを、まずは心がければいいわけである)
結果として、長いトンネルにいたかのような営業活動が、具体的な行動に落としこむことができるようになり、以前よりも労力をかけずに、営業の成果を残せるようになった。
目標設定のためには、そのゴールが明確であることが求められてきます。
イメージをすることが困難な事に対して、モチベーションを保つことは、
とても難しいことであると思います。
ですから、目標達成の為にはそのゴールをカラーでイメージすることが求められます。
その為に、まずはNLPのアウトカムを使ってみることをオススメします。
行動計画を数字に落とし込みことが、そのひとつの手法でしょう。
このような事を可能にするのが、NLPのアウトカムの手法です。
● 目標達成の役立つアウトカムを学ぶなら
スポーツで本番に強くなる
山口彰二(仮名)
職業:火災保険会社 総務 実業団所属(マラソン)
年齢:25歳
これまで、長距離走一筋で陸上生活を送ってきた。
大学卒業後は陸上部(マラソン)のある保険会社に入社。
中学、高校、大学と数々の全国大会に出場。普段の練習でのタイムは、優勝も狙えるタイムなのだが、1番大切な試合となると、中々結果を残すことができずにいた。
そんなある時、本番に強い自分となるために、スポーツ心理学(メンタルタフネス)という、学問があることを知る。
そこで、色々と情報をさがしているうちに、NLPを発見し、アンカリングというテクニックを知る。
スポーツ選手にとって、本番に強いことは、必須条件であると言えます。
例えば、オリンピックの金メダリストと銀メダリストを分けているのは、
ほんの小さな違いだけ、といった文献もあるほどです。
ちなみに、そのほんの小さな違い、というのは、「心の持ち方」と
言われています。
トップレベルの選手になればなるほど、心理的な部分を鍛えることは、
とても大事な事となってきます。
そこで、紹介するNLPのテクニックは、アンカリングを言われているテクニックです。
アンカリングとは、簡単に言うと、「条件付け」のことを言います。
例えば、梅干をイメージしたときに、口の中に唾液が広がる
感覚を持つ事と思います。
このような一連の反応を、自ら起こすように設定する事を
アンカリングを言います。
試合前のオリンピック選手を見ていると、イヤホンを耳に当てている選手がいます。これらの選手たちは、恐らく試合前に聞く音楽を大体決めているのでしょう。
つまり、決まった音楽を聴くことによって、本番に強い精神状態に
変化させる事ができるのです。
これをNLPのアンカリングと言います。
試合前になると、自分がテンションが上がる音楽を決め、その音楽を聴くことを決めた。
すると、それまで不安に思っていた事がウソのように消えていく感覚を持つことが出来るようになってきた。段々と、その感覚は強くなり、一番大切な試合では、これまでで、一番の成績を残すことが可能に。
音楽だけではなく、身体の感覚を使って、NLPのアンカリングを強化し、本番でさらに高い結果を残すために、NLPを使ったメンタルタフネスを研究中。
アンカリングは、色々な場面で使われているものです。
例えば、イチロー選手もアンカリングを行っています。
バッターボックスで、腕を前にかざすポーズを取ることがあると思いますが、
これも、イチロー選手が行っているアンカリングの一つです。
また、試合1時間前にユンケルを飲むことも行っているイチロー選手ですが、これもひとつのアンカリングです。
イチローを特集したテレビ番組では「イチローモードに切り替わる」という表現をしていました。
イチローは、試合モードに入るために、意識的にアンカリングを行っているようです。
● 本番で結果を残すためのアンカリングを学ぶなら