相手の中の映イメージに合わせる。
NLPとは、コミュニケーションスキルを学ぶことができ、
その中には、コミュニケーションの基本スキルである
「ペーシング」というものがあります。
そして、NLPのペーシングをすることは、相手との心の距離を
縮める効果があります。では、相手の何にペーシングをするのでしょうか?
基本的には、相手の話し方・声の状態に合わせます。
そして、相手の価値感や呼吸にも合わせていきます。
そして、他にも、NLPのコミュニケーションスキルとして学ぶ、
バックトラッキングやミラーリングを使いますが、共通していることは、
相手に合わせていくことです。
自分に似ているものに対して、人は安心感や親近感を感じます。
ですので、相手に合わせます。と話してみましたが、ここまでは
既にご存知の方が多いと思います。
では、今回は何をお伝えしていくのでしょうか?
実は、今回お伝えするのは、相手の状態に合わせていきます。
特に、頭の中の状態です。
脳で描いているイメージににペーシングします。
例えば、
・相手が今現在置かれている状態へペーシングします。
仕事で、お客様からのクレーム処理において、お客様に
ご納得と満足を頂いたからいいものの、深く落ち込んでいるとします。
その時に、この方は何をイメージしているのでしょうか?
実は、このような時のように、リアルタイムで、相手が描いている頭の中のイメージに
ペーシングで合わせることで、相手は好感や信頼を寄せやすくなります。
安心感や心地よさを感じたりもします。
また、別のケースも考えることができます。
相手の過去にペーシングする。
NLPとは、現在・過去・未来にペーシングしていきます。
誰かとの会話の中で、相手が過去に意識を向けて、語っているとします。
その時には、相手の頭の中(イメージの中)では、過去の何かの
映像が流れています。
ここにも、ペーシングしていくことで、共感・信頼を得やすくなります。
そして、未来のイメージも同じです。NLPのペーシングで、相手の描いている
未来のイメージに合わせることで、共感・信頼を得やすくなります。
なぜならば、特に過去と未来において、相手がイメージする時の多くは、
相手の価値感に触れるものが多くあり、根付いたものだからです。
そこへ、心からペーシングすることで、共感や信頼関係を得やすくなります。
NLPとは、このような信頼関係の築き方も学ぶことができます。
NLPについて、詳しくお知りになりたい方は、当サイトでも
基本的なことをご確認頂けますので、ご覧下さい。